月曜日

さようなら

A組3番:孤独部
ミソゲキ2013作品「さようなら」

出演
中西奈月
斉藤じゅんこ
丸山明莉
真臼ねづみ

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舞台上には、中央に椅子が二脚、並んでいる。

足元には、ライトがある。
椅子を、照らしている。


中西が登場する。
下手の椅子のそばに立つ。

中西、作品の紹介をする。

音が途切れ、照明が暗くなる。



ぼんやり椅子が照らされる。


真臼、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


斉藤、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


丸山、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。



真臼、上手の椅子に座る。
かしやまと会ったときの話をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


斉藤、上手の椅子に座る。
かしやまと会ったときの話をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


丸山、上手の椅子に座る。
かしやまと会ったときの話をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。




一年後。

真臼、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。

斉藤、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


丸山、上手の椅子に座る。
自己紹介をする。
終わると、元の暗がりに戻っていく。


真臼、上手の椅子に座る。
ミソゲキ2013の、孤独部の稽古風景の話をする。

中西が登場する。
下手の椅子のそばに立つ。
かしやまについて、話をする。

手紙を読む。


さようならを言えることができたら、まだましだ。
本当に悲しいのは、言うきっかけももたずに
いつの間にかいなくなってしまうこと。

でも、いつだってそういうもの。
本当にさようならを言うことはできない。
ほんとうのさようならは届くことがない。


中西、あらためて作品の紹介をする。

爆音で音楽がかかり出し、突然暗くなる。



出演者、一礼。
ぼんやり消えてゆく。